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むずむず脚症候群(レストレスレッグス症候群)
夕方から夜にかけて脚を中心にむずむずするような不快な感覚が生じて、じっとしていられなくなり、不眠を生じやすくなる病気です。

原因

他の病気が原因となり発症することがあります(続発性むずむず脚症候群)。原因となる病気は、鉄欠乏性貧血や葉酸欠乏、糖尿病、慢性腎不全、パーキンソン病、関節リウマチ、下肢静脈瘤、がん、高コレステロール血症などです。特に高齢者や妊娠中の女性は、鉄分が不足しやすいため、続発性むずむず脚症候群になりやすいとされています。
また、アルコールやカフェイン、フェノチアジン系抗精神病薬が原因になることもあります。

むずむず脚症候群の40~60%の人には、眠っている間に脚に異常な動きが生じる周期性四肢運動障害が合併していることが分かっています。

他の病気を合併していなくても発症することがあります(特発性むずむず脚症候群)。これは、脳内のドーパミンが作られないことが原因ではないかと考えられています。ドーパミンは、脳内で産生される神経伝達物質です。不足するとパーキンソン病を発症します。なんらかの原因でドーパミンの産生が減少し、ドーパミンの濃度が下がると脚がむずむずしたり、知らないうちに脚が動いてしまったりすると考えられています。

自宅で受けられる検査について

四肢運動モニタ

装着している脚の動きを測定し、就寝時の周期的四肢運動の回数を算定する検査です。

取扱方法:就寝時に左右両方の足首に2晩装着し測定します。
四肢運動モニタ装着イラスト アクチグラフ

適切な治療法について

原因により治療方法が異なるため、専門医による治療が必要となります。

まず、貧血や糖尿病など、原因となる病気があれば、そちらを治療します。
就寝時に足首に震動を与えると症状が軽減するため、震動マットを敷いて就寝することもあります。

統合失調症などの治療に用いられるフェノチアジン系抗精神病薬は、副作用としてむずむず脚症候群を起こすことがあります。この薬剤を服用しているときには、他の薬剤に変えることがあります。また、むずむず脚症候群の原因とされている脳内のドーパミンの不足を補う働きのあるドーパミン受容体アゴニストという薬剤を用いることもあります。